2024年8月25日
漢方(東洋医学)の基礎を簡単にお話させて頂きます。
今回は、漢方(東洋医学)の基礎を簡単にお話させて頂きます。
漢方(東洋医学)では、身体を巡る要素を「気(き)」、「血(けつ)」、「水(すい)」と言います。
これら3つの要素が体内をうまく巡ることによって健康が維持されていると言われています。
🟡気(き)→生命活動を支えるエネルギー
🔴血(けつ)→全身を巡って栄養を与えるもの
🔵水(すい)→水分代謝や免疫システムに関わる体液
また、「気」「血」「水」のそれぞれが、うまく体内を巡っていない状態の時があります。
このことが体調不良の原因となります。
体内をうまく巡っていない状態は大きく2つに分類されます。
①それぞれの要素が不足している状態
②それぞれの要素が停滞し、過剰にある状態
漢方では①に対して、その要素を補う漢方薬を選択し、②に対しては、その要素をカットする漢方薬を選択します。
このように漢方(東洋医学)では、いかにこの3つの要素をうまく循環させるかが重要となります。