2024年6月30日
熱中症時の漢方薬の使い方について
今回は、熱中症時の漢方薬の使い方についてお話させて頂きます。
では、早速熱中症における漢方薬の使い方、使い分けについてです。
①熱中症の症状が出始めた時→五苓散
(下痢、悪心、嘔吐等)
②熱中症で身体が疲弊し、口渇や発汗が持続している時→清暑益気湯
(食欲不振、口渇、発汗、倦怠感等)
③熱感、発汗、口渇はなくなったが、胃腸症状がある時→補中益気湯
(食欲不振、夏痩せ、倦怠感等)
上記のように、熱中症のその段階により、漢方薬を上手に使い分ける事で、より早く治癒する事が可能となります。